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【登山用グローブ】冬は低山でもグローブは必須です

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2022年明けましておめでとうございます。

光陰矢の如しで、気が付けば年が明けてもう半月が経つのかと思うとびっくりです。

さて、年末年始のお休みにかけて登り納めや登り始めをした方が多いかと思います。

私は雪山はやらないので冬はもっぱら低山に登ります。(夏も低山がメインだが、、)

低山といえど1~2月は厳冬期で山頂の気温も0℃を下回ることもしばしば。

去年はワークマンの安いグローブを使ったり作業用のものを使ったりしたこともありましたが、

去年、一昨年と試行錯誤してきた冬の登山用グローブについて答えが出た気がするのでご紹介します。

 

 

登山用グローブの種類

登山グローブの種類は大きく分けて4つ。

冬山では下記のグローブを組み合わせて着用することで、登山を快適かつ安全なものにします。

トリガーフィンガー オーバーミトン

・雪山用グローブ(アウターグローブ)

ゴアテックス素材のものが多く、他のグローブと比較すると高価です。

 

 

 

ドライテック レイングローブ

・防水グローブ(レイングローブ)

ナイロン系で雨天時に使うため1年を通して使用。

 

 

 

トレッキンググローブ

・薄手のトレッキンググローブ

ポリエステル素材が多く、春秋のグローブで使用することが多く、スマートフォン操作できるものが一般的。

 

 

 

シャミースグローブ

・インナーグローブ

ウール素材やフリース素材で薄目のもの。

 

 

 

 

製品によってはインナーグローブと防水グローブが一体型になっているものもあります。

 

 

グローブ二枚重ねでレイヤリング

グローブのレイヤリングするうえでメリットデメリットがあるのでチェックしておきます。

レイヤリングすることで得られるメリットとしては、

レイヤリングをするメリット
・気温、環境に合わせて細かく使い分けできる
・2双携帯するので、紛失時や濡らしてしまった時の予備になる
・春・秋用グローブも流用ができる
・一体型のものよりも比較的に安価で購入できる

上記以外もあるかもしれませんが、パっと思いつくとこんな感じでしょうか。

 

デメリットとしては、

レイヤリングすることでのデメリット
・ゴワゴワして操作性が悪くなる
・スマートフォンの操作ができない
・着脱が面倒
・洗濯物が増える

特にスマートフォンで写真を撮る人も多く、GPSアプリが主流となってきた近年では、

スマートフォン操作不可のデメリットウェートが高くなってきたように感じます。

 

 

私の愛用のグローブ

去年まではワークマンの中厚手のトレッキンググローブを使用して登山をしていましたが、

雪の上に手を付いたりして濡れてしまうと一気に冷たくなることもあり、

厚手の防水グローブを予備で使ったりしていました。

今シーズンからは、

年中使うレイングローブ+フリースのインナーグローブで冬の低山を楽しんでいます。

 

・レイングローブ「mont-bell サンダーパスグローブ」

mont-bell サンダーパスグローブ

いわずと知れたmont-bellの防水グローブです。

かなり薄手のナイロングローブで、年中使えます夏場の雨はこれだけでも大丈夫です。

 

 

・インナーグローブ「QUECHUA (ケシュア) フリースグローブ」

ケシュア フリースグローブ

190円と激安でした。(現在は240円のようです)

正直100均に売っているものとさほど変わらないです。

 

冬の登山ではこれを重ねてレイヤリングして使用しています。

フリースグローブの上に、防水のサンダーパスグローブを着用しています。

これが中々いい感じで、雪が付いた岩の上に手を付いても、水が染みこまず

中間のフリースのおかげで冷気が遮断されていて、冷たさを感じません

 

・二枚重ねの操作性、利便性

サンダーパスグローブは実はスマートフォン操作ができるグローブですが、

フリースグローブを二枚重ねすると、スマートフォンの操作ができません

サンダーパスグローブのだと操作可能

スマートフォン操作の度にグローブの着脱は面倒・・・、そんなときは、

100円ショップで売っているタッチペンがあれば解消できます

タッチペンで面倒な着脱をしなくても良い

2枚重ねの着脱はかなり面倒くさいので、サコッシュにスマートフォンと一緒にタッチペンを入れておくと、GPSアプリの地図を確認する際や、写真を撮るときにとても便利です。

サコッシュにタッチペンを入れておく

 

水気が少なくて、気温がそんなに低くないときはフリースグローブだけにしたり、

防水グローブだけ着用、といったように環境に応じて臨機応変に対応することも可能です。

 

・機能ウェアで保温力UP

手の冷えを防ぐには、グローブ以外にも、サムホール機能のあるウェアを活用することで、

保温力をさらに上げることも可能です。

サムホールのついたウェアを併用で保温力UP

ソフトシェルやフリースウェアの多くは、サムホールのついたものも多く、

併用することで、さらに保温力を上げることもできます。

私はmont-bellのクラッグパーカを使用しています。

 

 

まとめ

登る山、環境によってケースバイケースですが、冬は低山でも気温は低く、積雪もあるため、

グローブは必須の携行品となることも多いです。

環境に応じてグローブの使い分けや、レイヤリングで対応することで、

冬山の登山も快適に楽しめると思います。

 

下記、紹介した、Quechua(ケシュア)フリースグローブです。

【デカトロン】  

 

Quechua フリースグローブ

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31歳会社員、週末アルピニスト。 山や登山道具についてブログを書いてます。