4歳の子供と登山をした山行記録になります。
どんな山に登れるのか、難易度はどの程度の山を選ぶ方がいいのか、
実際に登った経験から、分かったことや気を付けるポイントを書いています。
参考になれば幸いです。
子供と親の装備や持ち物については前回の記事に紹介しています。→こちら
・どんなことに注意するべきか。
・実際に子供と登山をした記録。
ページコンテンツ
実際に登った山、感想など
・砲台山(標高442m)
北九州市小倉南区に位置するハイキングコースで人気の小文字山~足立山の中間にある442mの山。標高差は250m程度。
4歳の子供にも歩けるコースや距離を考え、砲台山を選択。
・選んだ理由
✓渡渉がない(川を渡らないコース)こと
→状況が急変すると恐怖感を覚えるため。濡れる恐れが無いため。
✓急登が無いこと
→基本的には緩やかな登りで、変化の少ないコース。
✓余裕があれば距離を延長、縮小ができるコースがオススメ→今回は縦走はしていないが、子供の気分や体調に合わせてバリエーション豊富な山で計画。
✓登山口付近までは何度か来たことがあること→子供の恐怖心が極力少なくなるよう、経験がある場所を選択。
※登山口の神社で恐怖感があり、子供の目線では特殊な雰囲気があった。
・実際の山行
登山当日は、天気予報で雨が降らないことを確認。(雨だと難しいと思う)
登山口に入ってすぐに森の中という日常とは違う雰囲気に少し戸惑いがあり、
いきなり抱っこからスタートする。
徐々に雰囲気に慣れ、歩くようになるが、手を繋いで歩くようにする。
歩行ペースや体力面で子供に合わせるよう心掛け、
時間にも余裕を持った計画が大事。
子供目線が大事
森から山道に入る段階で少し傾斜がきつくなり、ハシゴや大き目の段差で、
子供を抱えるポイントがある。
子供の慣れと歩調に合わせる
登っていくとだんだん山に慣れ、一人でもガシガシ登っていくようになる。
こけたり、道の先が分岐や崖になっていることもあるので、
手を繋いで歩いたほうが良いと感じた。
足音や物音が恐怖の対象に
普段では安心材料の他の登山者の存在だが、
静かな山のなかで、自分以外の足音や物音は恐怖の対象になるようで、
他の登山者がくると毎回抱っこをせがまれる。
そして、かなりの距離を抱っこして歩くことになる。
休憩回数は多めに
子供の体力に合わせて、高頻度でお菓子休憩を取る。
体力があるように見えても、歩きなれない山道では、多めの休憩を取る方が良い。
私の場合はサコッシュにお菓子を詰めておき、休憩のたびに一口ずつ、と
10分毎にお菓子休憩を摂るようにした。
時間に余裕をもって計画
大人が1時間ほどのコースも、4歳と一緒だと2時間強かかった。
多めの休憩や歩行ペースでかなり時間が変わってくるので、
子供の体力を過信せず、余裕を持った計画でなければならないと感じた。
山頂のご褒美
もちろん山頂でのお楽しみも持参するようにしておく。
普段と違ったご飯で、非日常を楽しみたい。(私も子供も)
下山は基本抱っこ
4歳の体力・筋力では下りの足運びなど、難しいと思い、
抱っこして下山することにした。
足元が見えなくなることがあるのでかなり危険。
子供が怪我をしたりして、歩けない可能性もあるため、考慮しておいた方が良いと思う。
必要最小限の持ち物にすることで、総重量を軽くしておくなど、抱っこも考慮した持ち物で臨みたい。
自然の中で発育
360°自然という環境は現代社会では、貴重な体験になる。
子供の興味や発見をできる限り尊重しての山行にしたいと考える。
まとめ
親の趣味に付き合わせる形だが、子供の教育には良い面もあると思う。
現代の環境では自然に触れ合う機会がそう多くなく、自ら身を置く必要がある。
子供との登山は親の体力も必要と分かったり、反省点、課題も残る山行となった。
今後も子供との登山をブログ記事にしていこうと思うので、見ていただけると嬉しいです。
前回の記事はこちら
にほんブログ村
日本ブログ村ランキングのバナーです、
クリックしていただけると嬉しいです。