知っておくだけでダイナミックな写真が撮れる簡単な撮影技法の話。
いまや誰もがSNSを使い、発信者となれる時代。
お手持ちのスマートフォンや携帯電話で気軽に写真を撮り、登山中の感動を分かち合いたい、
ものすごい急登を踏破し自慢したい…、等々の欲求が大なり小なり有るかと思います。
しかし、坂道の傾斜がなかなか伝わらない…、急登具合が伝わらない…、
といったことがあるかと思います。
そんなときに私が勉強した写真の撮り方の豆知識を紹介します。
※専門家とかでは無いため、適当に斜め読みしてくれて構いません。
坂道を撮る際に気を付けている3つのポイント
写真の主役を坂道に。
構図としては、下の7割程度、中央に坂道を意識して、できる限り引目で撮るとき良い写真が撮れました。
これは同じ坂道ですが、上の写真の方が傾斜がきつく見えます。
人を同じ写真内に入れる際も、主役を坂道と気を付けておくと、傾斜が伝わるかと思います。
山では崖になっている場所もあるので、引きで撮ろうとする場合は滑落しないよう気を付けてください。
望遠で高低差を分かりやすくする。
福岡県の添田町、英彦山神宮上宮の写真です。
この構図で有名な激坂、ベタ踏み坂と呼ばれる坂があります。
望遠で撮ることにより、高低差がくっきりする、と言った撮影の技法があります。
比較できる建造物を同じ画角に入れる。
この写真は階段なので少し違いますが、固定された建築物などを同じ画角に入れる事で、対比で坂道との立体感が生まれます。
注意としては水平に撮影することが大事だと思います。
人間の目は遠くのや立体を焦点をずらすことによって頭に入ってくるのですが、写真は焦点が固定されている為に、のっぺりと平坦に見えてしますのです。
私は写真を撮るときは、この3点に注意しつつ写真を撮っているつもりです。
写真をSNSで貼り付ける際は、是非ダイナミックな写真で、映えを意識して撮影をしてみてください。