登山の必須装備、ヘッドライトについての回です。
最近多い地震の避難道具にも常備しておきたいヘッドライト。
色んなサイトや入門書、雑誌などに書かれている、必ず持って行く装備のヘッドライト。
安いのとか高いのとか、各メーカーでいろんな種類のヘッドライトがあります。
安くても良い物、最小限の機能であれば1,000円台からと幅広いです。
使用する頻度や、状況などで使うものが変わってくる物になりますが、
日帰り登山がメインの私の場合は、
携帯性、軽量なものを重視し、手軽に持ち運べるジェントスのCB-531Dを持ち歩いています。
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登山に必須装備のヘッドライト
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ヘッドライトを必ず持っていく理由
どんなものでもいいので、必ず持って行くようにしたいヘッドライトですが、
日帰り登山でも必携装備と紹介されています。
その理由は、3つ。
暗い場所での視界確保
山では日が落ちると、想像以上に暗くなります。
暗い中で歩くことはかなり危険です、足元を照らすための明かりとして必要です。
想定以上に時間が掛かってしまうことも考え、必ず持参するようにしましょう。
間違っても闇雲に歩き回ることは避けましょう。一寸先は崖かも。
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他者からの視認
自分の視覚、視野を確保するため以外にも、他者からの認知も重要な役割を担います。
暗闇で人が急に現れたりするとビックリすることがあると思いますが、
ヘッドライトなどの光源を持っていれば、遠くからでも認知、視認されます。
緊急時のライトやエマージェンシー発信
不慮の事故や道迷いで遭難してしまい、道が分からず下山できない、そんなとき。
仮に遭難して動けなくなった場合も、木や道を照らす事で自分の居場所を発信する事も出来ます。
誰かが近くを通りがかった時に見つけてもらえる可能性が上がります。
ヘッドライトの選び方
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ヘッドライトの必要性を確認したところで、じゃあどれを買えばいいのか。
各メーカーが様々なヘッドライトを販売していて、正直どれを買っていいのか分からなくなる人は多いと思います。
スポーツショップ以外にも、ホームセンターなどでも見かけます。
私が考えるヘッドライトを選ぶポイントとしては、
明るさで選ぶ
ヘッドライトのパッケージに記載されていることが多い、lm(ルーメン)値で判断する。
lmの値が大きいものほど、明るく強い光を放ちます。
基本的には明るいものほど高価なものが多いです。
各メーカーのスペック表などを参考にすると良いかと思います。
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専門店などの店頭ではポップなどで分かりやすくlm値の明記があるのでわかりやすいです。
駆動する電池、電源で選ぶ
充電タイプのものから、単三や単四の電池駆動のもの、
最近ではどちらも使用できるハイブリッドなヘッドライトも販売されています。
充電タイプはいざという時に電池切れだったりするとアウトなので、
私は電池が切れても電池交換すればすぐに使えるものを使っています。
ジェントス CB-531D
重量、大きさで選ぶ
明るくてバッテリーがついたもの、機能が多いものほど、大きく重くなりがち。
特に電池持ちが良いものはバッテリーが重かったり、本体が大きいことも。
最先端の技術でコンパクトなものも出てきているが、その分高価です。
機能で選ぶ
屋外で使用するので、防水性は必須です。
他にも、光の色が変わったり、照射角度の切り替え機能など、
様々な機能が搭載されたヘッドライトも販売されています。
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手が汚れた場合でも、触らなくてもON/OFFができるモーションセンサー機能搭載モデル。
私が選んだヘッドライト
工事用でもおなじみ ジェントス CB-531D
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現在愛用中のヘッドライト。
ジェントスといえば懐中電灯やLEDライトで国内トップシェアを誇るメーカー。
工事用ワークライトなども有名で、信頼性が高いと感じるメーカーです。
単三電池1本で駆動、190ルーメン(Highモード時)、電池込みで78g。
軽量でコンパクト、そして安価です、なので、無くしても痛くない。
エリアライトや節電モードと機能もそこそこで1,580円です。
真っ暗な鍾乳洞の中で使用したときの画像です。
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高い評価のぺツル ティカ E111AA
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世界の登山家が愛用と名高いぺツル。
最初の1台目にちょうどいいエントリーモデルのタクティカ E093HA
電源は単四電池3本が付属しているが、別売のリチャージャブルバッテリー『コア』で充電池にも対応。
300lmとかなりの明るさで、価格も4,180円と最初の1台にもちょうどよい。
私は選ばないヘッドライト
安定重視のモンベル コンパクトヘッドランプ
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こちらも単三電池1本で駆動するヘッドライト。
Highモードで60lmだが、照射時間は27時間とかなり長い時間点灯可能。
明るさがやや頼りないので暗闇の行動には向いていないが、緊急用でのお守りという感じ。
電球色モードにすれば100時間を超える点灯時間で安心感は得られそう。
重量もかなり軽く、電池込みで69g。価格は2,420円
ぺツル ビンディ E102AA
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評判のぺツルでUSB充電式の物。
最初は充電式で便利でエコだと思ったが、充電切れで使えなくなると完全にアウトなので、候補から外した。
35gと超軽量、200lmの明るさも申し分ないうえ、価格も5,720円。
充電式を検討している方にはオススメ。
まとめ
ヘッドライトを店頭で買いに行くと種類が多すぎて悩んでしまうと思います。
私の使用しているジェントス CB-531Dですが、
人によっては暗すぎると感じたり、照射時間が短い、と意見が分かれることもあります。
人それぞれ使う場面や環境が違ったり、様々なモデルで長所と短所があるので、
自分にあったヘッドライトを使う参考になればと思います。