2月1日、YAMAPユーザーに衝撃が走る。
私のような無料会員には実質、死の宣告のような内容であった(言い過ぎ)
2月1日、運営の唐突な宣言があった、内容は下記の通り。
- 無料ユーザーが1ヵ月あたりにダウンロードできる地図の数が2枚までに変更。(今までは無制限)
- 無料ユーザーが端末に保存できる地図の枚数が2枚までに変更。(今までは5枚まで)
- プレミアムユーザーは地図の保存が50枚までに変更。(今までは制限なし)
- 上記の変更を考慮してか、ダウンロード前のプレビュー機能の追加(新)
というものだった。
YAMAPといえば2013年創業、登山GPSアプリをリリースし、登山者の間で人気を博す。
福岡に本社を構えるベンチャー企業である。
登山を始めるにあたって、私もかなりお世話になっている。
貧乏な私でも無料会員にも十分な機能を備え、また、ライトなユーザーにも使いやすく設計されており、無料アプリにも関わらず機能満載と、飛ぶ鳥を落とす勢いの登山アプリだった。
特に重要なのは、月間の地図のダウンロードが2枚までというもの。
平日は社会の歯車として日々、肉体や精神を削りながら生活し、
週末の登山で日々の疲れを癒していた私の生活サイクルが一変してしまう!
これには私だけではなく、YAMAPユーザーの間でも波紋をよび、モーメント(つぶやきのようなもの)などでは変更の発表から間もなく、批判や講義の嵐である。
そこで、無料ユーザーの次の登山GPSアプリとして白羽の矢がたった、登山GPSアプリの「ヤマレコ」である。
- ヤマレコとは?
2005年に山岳会「カモの会」が誰でも閲覧、投稿ができる登山共有データベースをインターネット上に公開・運営。
2013年には株式会社ヤマレコが創業し、登山GPSアプリの運営もおこなっている。本社は長野県に所在。
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早速「ヤマレコ」をインストールしてみた。
早速アプリをインストール。内容はGPSを使い山行記録を撮り、写真付きで公開する等、YAMAPとほぼ変わらないが、投稿しているユーザーのガチ度が高く感じた。
地図自体は好みが分かれると思うが、コースの鮮明さではYAMAPのほうが一目瞭然といった感じだ。(左(上)がYAMAP、右(下)がヤマレコのもの)
ユーザーの好みや使い方によるとは思うが、ランドマークなどはヤマレコのほうが見やすいように感じる。
画面が整然として直感で操作しやすそうなのはYAMAPに軍配か。
活動日記の閲覧はどちらも似たような感じだが、ヤマレコは閲覧回数で広告を表示しなければならないといったデメリットがある。(左(上)がYAMAP、右(下)がヤマレコのもの)
他にも、YAMAPと違い、写真を撮った際にその場でコメントや状況をメモすることができるといった点や、無料ユーザーでもルート外れのアラート機能が使えるようだ。
YAMAPにもアラートはあるが、プレミアムのみの機能だった。
SNSとしての他ユーザーとの交流は、覗いて見た感じでは、YAMAPの方がかなり活発で、YAMAP特有の文化のようなものというか、勢いが感じられる。
ここまで有用な機能を無料で使わせてもらい、楽しませてもらっていただけに、今回の変更は無料ユーザーには衝撃が大きいものだと思う。
YAMAPをこれまで通り使いたいというユーザーはプレミアムへのアップデートは不可避なものになってしまうかもしれない。
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最後に
この記事はヤマレコを推奨するものではなく、むしろYAMAPを応援したい気持ちで走り書きをした次第ですが、やはり急な変更とその内容に戸惑いを隠せない内容になってしまいました。
しかし、今までのYAMAPの利用頻度を鑑みると、無料で使えていた機能の有難みを知るきっかけに、
また今後の登山にフル機能で臨むきっかけになると思うと悪くないかと思う。
福岡県在住の私としては、福岡の企業を応援したいという郷土愛も相まって、
プレミアムへアップデートをすることで、資金繰りの厳しいというYAMAPの運営を少しでも助けることになると良いなと思う。さらに良いアプリとして進化していくことを信じたい。
追伸、最近YAMAPをべた褒めしたばかりなのに・・・
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